先生からのメッセージ

作業療法学科

学科長 長倉寿子先生

学科長 長倉寿子先生

身辺処理や生活管理など生活を維持する活動、学業や仕事、家事・育児などの役割活動、遊びや余暇活動など、人が生きている間に行う目的活動の全てを【作業】と言います。作業療法士は、病気などにより身体や精神に障がいを負った人を、その人それぞれの生活に必要な【作業】ができるように援助し、最終的には、その人らしい生活や生き方を再構築する支援を行います。その人にとって重要な【作業】は一人ひとり違います。子供は元気に遊ぶこと、高齢者は余暇を快適に過ごすことなど、1日の生活のなかの目的となる活動と課題を見つけ、社会復帰へ導くために、対象者ときめ細かく関わるのが作業療法士の役目です。

本校では淡路島という土地・自然を生かしたケアが実践でき、リハビリテーションケアを学ぶ環境としては最高の条件がそろっています。水や大地…自然との関わりは人間のルーツです。園芸や農作など、自然に触れ合いながら対象者の【作業】を高められるような具体的プランの作成と、円滑な生活を送るための環境に焦点をあてた学習が可能です。

私自身、病院等で20年勤務しましたが、少子高齢化時代を迎えたこれからは、病院や施設だけでなく、在宅医療や地域保健、福祉の分野にもリハビリ医療はさらに必要となってくることと思います。リハビリ医療の量を増やすためには、療法士数が多くなる必要があります。一人でも多くの療法士が本校から旅立っていくことを願っています。
医療施設であれ、自宅であれ、人は生活するうえで一人では生きていけません。人とつながり、人に支えられて生きていく、そんな人と人とのつながりをサポートするのが作業療法士の役割です。人と接し、コミュニケーションを図り、人と接する仕事に関心がある人は、ぜひ作業療法士への道を選んでください。人間を深く理解し、明るく元気に患者さまをサポートできるような人になれるよう、本学でともに学んでいきましょう。あなたとの出会いを心から待っています。


●淡路島の自然を生かした作業療法の実習 ●医療法人が母体ゆえ、多職種の指導を現場で学べる ●地域に密着した総合体験型実習

理学療法学科

学科長 沖田任弘先生

学科長 沖田任弘先生

理学療法士とは、日常生活に必要な基本的な動作能力の回復を目指すため、身体の機能回復・維持をはかる専門職です。運動療法を中心に物理療法や義肢・装具などを補助的に用いながら治療を行いますが、何よりも大切なのは対象者の心理を理解すること。リハビリテーションの対象となるのは、感情を持つ人です。本校では治療を受ける側の気持ちを、生徒自らが気づくことを重要視した授業を行っています。

学生同士が互いに学び、支えあえるクラスづくり・雰囲気づくりを心がけています。グループをつくり、複数で学習する。ある科目が得意な人もいれば、不得意な人もいる。生徒同士、教えあう経験を積むことで、わかっていたと思っていたことが本当はわかっていなかったり、違う受け止め方があったり、という発見があります。同じ病気や怪我でも、一人として同じ治療法はありません。若い人なのか、お年よりなのか、都会暮らしの人か、田舎暮らしの人か…それぞれに合ったプログラムをそれぞれの気持ちたって考える。もちろん知識・技術だけではなく、自ら行動し、問題解決できる力を習得できるよう、多くの演習を取り入れた授業を準備しています。

理学療法を学ぶうえでは、知識を得るだけでなく、「実際にやってみる」ということも大切です。本校の母体となるのは、病院や介護老人保健施設などの多彩な施設を擁する医療法人ゆえ、学生のうちから多様なリハビリテーションの現場に触れることができます。日進月歩の技術をリアルタイムに吸収することで、ワンランク上の医療専門家を目指せます。

理学療法の世界は答えがない世界ゆえ、答えに近づくため、皆で意見を出し合い、進化していきます。患者様が一人ひとり異なるように、理学療法士も一人ひとり違うんです。あなたならではの患者様との接し方、なぜそうするのか、あなたなりのやり方を見出すことが大切です。常に責任を持って、そしてチームワークを大切にできる優れた療法士を育てたいと願っています。患者様から必要とされる理学療法士を目指して一緒に学んで行きましょう。


●最先端の医療機器を導入し充実した教育環境 ●患者様側にたった学習を重要視 ●在学中から『チーム医療』に触れる環境

言語聴覚学科

専任教員 菱池衣里子先生

専任教員 菱池衣里子先生

本校は、理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚療法学科の3学科がそろう関西でも数少ない専門学校です。現在の医療はチームで行われることが多く、他職種を理解することは必要不可欠。リハビリ医療では、自分が学ぶ専門内容以外の知識も必要となってきます。私は学校設立時に入学した第一期生で、先輩がいない環境だったこともあり、他の科の人と触れ合う機会を多く持てました。たとえ自分が直接かかわる職種でなくとも、患者様にかかわる人々の役割を具体的に知っておくことは大変貴重な体験です。本校では日常の学校生活で、自然と学科を超えた交流が行われ、他職種の理解を深めることができます。

クラスの仲がよく、一致団結して頑張る気風にあふれています。社会人学生も多いのですが、スタートは現役生も社会人学生も同じ。ひとつの目標に向かって頑張っているので、"仲間 ・ 同志"がたくさんできますよ。わからないことがあれば、気軽に教務室に行ける雰囲気も本校の特徴ですね。学生と教員が密に関わり、ともに刺激し合いながら成長できる環境にあると思います。講義の時間だけの関わりではなく、いつでも気軽に自由に会話ができる校風を築いています。

国家資格の試験結果が発表されるのは卒業式のあと、3月の末です。たとえ、試験で合格に至らなかった人も引き続き、授業を受けることができますし、母体である【順心会】の施設で助手として働きながら勉強を続けることができます。卒業後何年経っていても、本校生ならば受講を歓迎しています。現場に出てからもう一度、知識や技術を再確認する目的で、卒業しても、いつでもまだまだ学べる環境があるというのは大きな安心感につながるはずです。

本校を卒業したことを大変誇りに思い、またこちらで教員として働けることをうれしく思います。言語聴覚士を希望する皆さんを後輩として応援し、時に厳しく指導することもあるかもしれません。社会人としての挨拶や行動、コミュニケーション能力を身につけ、言語聴覚士の専門家として、また良き医療人になるよう共に努力しましょう。


●教師と生徒の距離が近い。学生と教師が一体となった教育 ●全員参加型学習 ●就職や資格対策など、リハビリの専門家として活躍できるまで卒業後も応援!